農園レポートを作ったらメールで自分に通知しましょう!

2014-09-29

前回の記事で、「日々Googleスプレッドシートに記録している出荷記録を集計してグラフを作る。」と言う作業を自動化するところまでを説明しました。今回はその続きとして、メールによる通知を説明してみたいと思います。

メールで処理が終わったら通知するメールで処理が終わったら通知する

まずは単純に、処理が終わったらメールで通知することだけをやってみます。前回までの記事でサンプルとしていたものは、「毎週の出荷実績を翌週月曜日の朝に集計してグラフを作成する」と言う内容でした。このサンプルの場合は、処理されるタイミングは「月曜日朝」と決まっているのでメールによる通知はそこまで重要ではないかもしれません。ただ忙しいなってくるとつい忘れてしまったりすることもあるでしょうし、自動化する処理が増えてきたりすると、そのスケジュールをいちいち覚えておくことが負荷になります。そんな時でもメールさえ見ていれば気付くことができるのは助かりそうですね。

さてメールで通知するだけの処理であれば、Google Apps Script(以降、GASと呼びます)を使えばとても簡単にできます。実際のコードを見てみましょう。

function mailSend(){
  var mailto = 'test@test.xx.jp';
  var title = '【通知メール】先週の出荷レポートが完成しました';
  var honbun = '出荷レポートをみんなで確認して、今週の作戦を立てましょう!';
  MailApp.sendEmail(mailto, title, honbun);
}

何もかも固定でコーディングしてしまっていますが、基本はたったこれだけです。簡単ですよね。このコードを実行すればメールが送信されます。送信元のメールアドレスを指定していませんが、これはスクリプトを実行しているあなたのGmailアドレスから送信されます。Gmail であればスマートフォンでも見ることができますので、どこにいても気付くことができます。当然内容を動的に変えたり、作成した出荷レポートをファイルとしてメールに添付することもできます。そこまでできれば、わざわざパソコンからGoogleスプレッドシートを見なくても、スマートフォンからレポートを確認することも容易にできます。

出荷レポートをメールに添付してみる出荷レポートをメールに添付してみる

せっかくですから、実際にGoogleスプレッドシートの内容をメールに添付してみましょう。ここではGoogleスプレッドシートに出荷レポートを作成するところは省略します。作り方は前回までの記事で書いていますので、そちらを参考にして下さい。

function mailSendWithPdf() {
  var mailto = 'test@test.xx.jp';
  var title = '【通知メール】先週の出荷レポートが完成しました';
  var honbun = '出荷レポートをみんなで確認して、今週の作戦を立てましょう!';

  // ここまでは上の例と同じ

  // 添付するスプレッドシート
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  // 添付したいシート
  var sheet = myBook.getActiveSheet();
  // シートを画像ファイルに変換して取得する
  var ssId = ss.getId();
  var blobFile = DocsList.getFileById(ssId).getBlob();

  // 添付ファイルの情報を設定する
  var tenpuFiles = new Array();
  tenpuFiles.push({
    fileName: blob.getName(), 
    mimeType: blob.getContentType(), 
    content: blob.getBytes()
  });

  // 添付ファイルを付けてメールを送信する
  MailApp.sendEmail(mailto, title, honbun, {attachments:tenpuFiles});
}

先程に比べると少し難しくなりましたが、それでもそんなに大変ではないですね。上記のコードを自分のスプレッドシートから、「スクリプトエディタ」を使って貼付ければとりあえず動かすことができます。あとは、細かい部分は調整していきながらやっていけばよいと思います。ちょっとしたツール(プチツールと呼んでいます)を作るには、自分で1からコードを書こうとせずに、まずは単純なものでもいいので、動くコードをコピーして「動く環境」を手に入れることが重要です。その後は、自分の好みに少しづつコードをいじっていけばいいのです。

自動化がもたらすもの自動化がもたらすもの

ここまでで、3回に渡って書いてきた自動化の説明は終了になります。如何でしょうか?難しかったですか?最初は少し難しいかもしれませんが、一度身につけてしまえばそこまで大変ではありません。基本となるコードを押さえてあとはそれをコピーして組み合わせるだけです。
そして、この自動化を進められれば、継続してシステムを利用することができますし、経営に必要となる数値を漏らすことなくチェックできる土台ができます。

これからの農業には経営の視点が重要になってきます。かといって難しい経営学を学ぶことがいいわけでもありません。まずはこのようなプチツールを作って自分の農園を数値で見てみることから始めるのがいいと思います。数値を見ているうちに何か気になることがでてきます。その時に、それはどうしたら見ることができるのか?この数値の意味することは何なのか?と疑問が湧いてくると思います。この「疑問が湧くこと」が大切です。疑問がでたら初めて勉強すればいいのです。自分が興味があることであれば頭に入るのも早いです。

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