農園観察日記っていったいなんなんですかー?

2014-10-28

「農園観察日記って具体的に何なのかちょっとわかりづらい」と言うお話を頂いたことがあります。「確かにそうなんですよ…」と自分でも思っています(すみません、どんどんわかりやすくするように努力します)。ですので、これを機会に少し整理して説明させてもらいます。

先に結論を書いておきます。

農園観察日記は世の中にある「農業向けクラウドサービス」とは少し違います。完成したソフトウェアのサービスや製品があるわけではありません。目指しているゴールは「全ての農家さんが気軽にシステムを農業に役立てている世界」にすることですが、その第1歩として、

   農家さんが自分の欲しいちょっとしたツールを簡単に作れるようにすること

を最初の目標にしています。

ツールやソフトウェアそのものは提供しませんが、農家さんがツールを作る上であると便利な部品のようなものは提供していきますし、自分で開発する上で土台となったりサンプルとなるサービスも提供していきます。更に言うと、”もの”を提供するだけではなく「作り方」をお伝えしていこうと思います。こちらは現在は文章と画面キャプチャを使って「作り方」を説明したページを書いていますが、今後は「動画」も加えていきます。また、どんな環境を使ってツールを作ればいいかという環境の話しも説明させて頂きます。こちら、世の中に使いやすい環境がなければ一部構築して提供することも視野に入れています。

まとめると以下の様なサービスを提供していく予定でいます。

  • ツールを作る為の環境の構築方法説明、独自環境の提供(ここはGoogle ドライブをメインで利用予定)
  • ツールを作る為の部品の提供
  • 上記の環境や部品を使ったツールの開発手順
  • 上記の環境や部品を使ったツールのサンプル

これが現在「農園観察日記」が目指している姿となります。では、なぜこのような考えに至ったのかという経緯と、自分達の思いを少しお話したいと思います。

農園観察日記が目指す立ち位置とは?農園観察日記が目指す立ち位置とは?

「農園観察日記」も、最初は農園さん向けのクラウドサービスを目指してました。ただ、ここ数年で世の中に良い農業向けのクラウドサービスがいくつか登場してきました。「農園観察日記」がそれらのサービスと競合しても、企業体力的に勝てませんし、結果として農家さんがハッピーになるかと言えばそうでは無いのではないかと感じました。サービスが幾つもあれば、農家さんからしたら選択肢が増えるし価格競争もあり、利用者としてのメリットはあります。でも今の課題はそこではないのだろうと思いました。

各クラウドサービスはカスタマイズ(自分流に挙動を変更すること)することができるものもありますが、当然サービスが持つ機能はある程度固定されてきます。そして、その機能はいくつもあるサービスで割と近いものが多いです。これは当然需要がある部分からサービスができるでしょうから、市場の初期段階(または規模の小さな市場)では当然の結果だと思います。ただ、現場の農家さんが必要とする機能というのは、実際に農家さんに話しを聞くと感じるのですが、それぞれの農家さん毎に多岐に渡っており、ピッタリマッチするサービスというのはなかなか見つかるものではありません。この「自分が本当に欲しい”かゆいところに手が届く”システム」が提供できないことが課題だと思ったわけです。

ですので、農園観察日記では

  • 本格的なクラウドサービスが対応しないニッチな領域
  • 本格的なクラウドサービスを入れる程ではないが、手作業で管理は大変な領域
  • ちょっと独自の考え方でやっているので、なかなかクラウドサービスの仕様とうまくマッチしない

そんな領域を埋めれるような立場で活動することにしました。クラウドサービスと競合するというよりは、クラウドサービスを補完するような立ち位置を目指しています。またはクラウドサービスを入れる前に、まずは少し自分で試してみるとか、システムでどのようなことができるのかを軽く試してみると言った使い方です。

システムは導入すれば成功するものなのか?システムは導入すれば成功するものなのか?

また、もう一つ農園観察日記の方向転換をした理由があります。

もともと自分はシステム開発会社で長年勤めていた経験があります。その中で、幾つもの企業向けにシステムを構築し、導入し、運用支援もしてきました。ほぼ株式上場しているような大企業です。その様な大企業でもシステム導入にはかなり苦労します。一番の問題がシステム化自体が目的化してしまうことと、システム化すべきポイントがズレてしまうことです。このようなケースに陥ると、システムの運用が始まってから「これでは使えない」「もっとこうしたい」となり、本来の業務改善にはなかなかつながらないことになります。

これはシステムを依頼する側・システムを構築する側どちらが悪いという話ではない(強いて言えば両方悪い…)のですが、システムを依頼する側としてできることとしては

  もっとシステムができることを理解すること

かなと思います(当然、開発側ももっと業務を理解することが必要です)。難しいことを理解する必要はないのですが、システムがどういうことをしているかをイメージできるようになることで、開発側との意思疎通がしやすくなります。するとシステムに対する要件(どういうシステムを作って欲しいか)も適切になりますし、非現実的なをことを考えることも減って、より適正価格で現実的なシステム構築につながります。また、業務に精通しているエンドユーザがシステムを理解することで、「どういうことをシステム化すると意味・効果があるか」がわかるようになります。ここを開発者に任せては行けません。開発者(開発企業)は農業のプロではないですから、何をシステム化するとメリットあるかを適切に判断できるわけではないのです。

システム導入を成功させるやり方もシステム導入を成功させるやり方も

「農業向けのクラウドサービスを導入しないでください」と言っているのかというと、全くそんなことはありません。要件に合うものがあって、費用対効果が見合うならばどんどん導入すべきと思います。ただ、「システムのことをよくわからないんだよなぁ〜」と言う状態で導入するのはお勧めできません。使えこなせない、または想像しているものと違うものになる可能性が高いからです。
成功させる為には、「システムを導入する目的を明確にする」、「本格的に導入する前に軽く試す」、「システムができることを理解する」等が必要と思っています。このような、システムを導入するにあたって農家さんがどうやって考えていけばいいかのという点も発信して行ければと思っています。この辺りは無料メール講座でも説明してますので是非読んで下さい。

今回は、「農園観察日記」が目指す姿の一部を書かせて頂きました。まだまだ立ち上がったばかりで足りないことばかりですが、まずは

   農家さんが自分の欲しいちょっとしたツールを簡単に作れるようにすること

を達成し、最終的には「全ての農家さんが気軽にシステムを農業に役立てている世界」を目指して行きたいと思います。

マーク次にこちらの情報をご覧ください

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