農薬検索システム(Google Drive)のセットアップ手順

一部手順に漏れがありましたので追記しました。
こちらが追記部分となります。【2016/7/8】

Google Driveで作る「農薬検索システム」のセットアップ手順を以下に説明しています。「農薬検索システム」を入手するには、以下のページにある申込みフォームにGmailのアドレスを入力して送信してください。入力して頂いたGmail宛にツールで使用する「Google Apps Script」のScriptファイルを共有します。

農薬利用する農家さんが、スマホで手軽に管理をはじめる為の方法!

【セットアップ手順】

1.Google Driveに必要なアプリケーションを追加する

今回の農薬検索システムでは、標準でGoogle Driveには登録されていないアプリケーションを使用します。ですので、まず最初に以下の2つのアプリケーションを追加登録しましょう。

  • Google Apps Script(Google Drive上で動くスクリプトの編集用アプリケーション)
  • Google Fusion Tables(Google Drive上で動くデータベース用アプリケーション

Google Driveにアクセスしたら、新規ボタンを押して、「その他」から「アプリを追加」を選択します。

GAS追加1


図1

アプリの検索画面が表示されますので、キーワードに「Script」と入力して検索します。検索結果に「Google Apps Script」が表示されると思いますので、「接続」ボタンを押してGoogle Driveにアプリを追加します。

GAS追加2


図2

続いて同様に「Google Fusion Tables」を検索します。キーワードは「Fusion Tables」で検索できます。

GFT追加


図3

2.Fusion Tablesへの農薬データの取り込み

ここまでで、農薬検索システムを動かすために必要となるアプリのインストールは完了です。
それでは、続いてそのままFusion Tablesに農薬のデータを登録します。Fusion TablesはCSVのファイルをそのまま取込むことができます。サンプルでキャベツの農薬データを以下から共有していますので、そのデータを取り込んでみましょう。

新規のFusion Tablesを作成します。図4のように新規ボタンから「Google Fusion Tables」を選択します。

GFT起動


図4

新規でFusion Tablesを作る時には、図5のような「Import new tables」というダイアログ画面が表示されます。ここでは、サンプルとして用意したキャベツのCSVファイルをインポートする形で作りますので、左サイドバーのメニューから「From this computer」を選択した状態から「ファイルを選択」ボタンを押して、「キャベツ.csv」のファイルを選択しましょう。

GFT_新規1


図5

ファイルを選択したら、Separator characterが「Comma」、Character encodingが「UTF-8」になっていることを確認したら(図6参照)、「Next」ボタンを押しましょう。

GFT_新規2


図6

取り込み前に図7のように一部データのプレビューがされます。日本語が文字化けしてないか、列が崩れてないかなどを軽く確認して問題なさそうであれば「Next」ボタンを押してください。

GFT_新規3


図7

続いて、テーブル名を聞かれます。最初は図8のように取込むファイルの名前がそのまま付いていますが、この後他の野菜の農薬情報も同じテーブルに追加していきますので、テーブル名は図9のように「農薬データベース」などとしておきましょう。このテーブル名はわかりやすい名前をつけてもらえれば問題ないです。プログラムからは別のIDでアクセスしますので、名前は人が見るためのものです。

GFT_新規4


図8

GFT_新規5


図9

Fusion TablesのファイルIDはブラウザに表示されているURLから読み取ることができます。この後のGoogle Apps Scriptの設定で使いますので、図10を参考にメモ(コピーしてどこかメモ帳などに貼り付けておく)しておきましょう。

GFTのファイルID


図10

3.農薬検索システムのプログラムの準備

続いて、農園観察日記からGmail宛に送られてきた「Google Apps Scriptテンプレート」のURLにアクセスしてください。農薬検索システムのプログラムファイルを開くことができます。このファイルはテンプレートとして読み取り専用となっていますので、まずはこのファイルを自分のGoogle Driveへコピーします。

開いたテンプレートのメニューから「ファイル」を選択し、続いて「コピーを作成」を選択します。

GASコピー作成


図11

別ウィンドウ(タブ)にてコピーしたGoogle Apps Scriptファイルが開きますのでので、左上のファイル名「コピー ~ chemical」の部分をクリックします。そうすると、ファイル名を入力する画面が表示されるので、好きな名前を入力します(図12参照)。

コピー_~_chemical


図12

ファイル名を変更したらスクリプトの1行目を修正します。コメントで「★★Fusion Tables のファイルIDを入力★★」となっている部分に、先ほど記録したFusion TablesのファイルIDに書き換えます。

GFTのID変更前


図13

3.1.動作に必要なライブラリーを追加する

 (2016/7/8追記)

申しわけありません。ライブラリーを追加する手順が抜けていました。エラーが出た方はこちらの手順を実施してください。

農薬検索システムを動かすには2つのライブラリーを追加する必要があります。少しややこしい手順もありますが、後一歩で動きますので以下の手順の通り設定をお願いします。

【Bootstrapライブラリー】

メニューから「リソース>ライブラリー」を選択します。

fig3.1.1

ライブラリー追加画面が表示されますので、以下のコードを「ライブラリーを検索」の欄に入力して検索ボタンを押します。

fig3.1.2

タイトルが「GAS-Bootstrap」というライブラリーが追加されるので、識別子の部分を「Bootstrap」に変更します。

fig3.1.3

続いてバージョンを選択リストを押して最新のバージョン(一番大きな数値)を選択して、保存ボタンを押します。

fig3.1.5

【Fusion Table ライブラリー】

続いて、Fusion Tableへアクセスするためのライブラリーを導入します。こちらはGoogleの標準ライブラリーとして提供されていますので、少し手順が異なります。まずはメニューの「リソース」から「Googleの拡張サービス」を選択します。

fig3.1.4

Google拡張サービスの一覧が表示されますので、「Fusion Tables API」を探して、右側のスイッチを無効からONにします。
「Googleデベロッパーコンソールでも有効に…」とメッセージが出てきますので、リンクをクリックして、設定画面へ移動します。

fig3.1.6

Googleのサービスの一覧が表示されますので、「Fusion Table API」を探してクリックします。

fig3.1.7

「有効にする」を選択します。

fig3.1.8

Fusion Table APIを有効化した際に、以下のような警告がでる場合があります。このまま実行するとエラーとなる場合もありますので、その場合は「認証情報に進む」のボタンをクリックして認証情報の設定を行ってください。

Fusion01

認証情報の設定画面が表示されましたら、①APIを呼び出す場所は「ウェブサーバ」を、②アクセスするデータの種類は「アプリケーションのデータ」を、③Google Apps Engine… を使っていますか?には「いいえ、使っていません」を選択して、必要な認証情報ボタンを押してください。

Fusion02

続いて「2.サービスアカウントを作成する」という項目が出ますので、任意の名前を入れて「次へ」ボタンを押してください。

Fusion03

最後、サービスアカウントキーの一覧にレコードが追加されていれば完了です。

Fusion04

以上でライブラリーの追加は完了となります。

(ここまで 2016/7/8に追記)

4.システムをWebに公開する(ブラウザからアクセスできるようにする)

一通りの準備が整いましたので、実際に農薬検索システムを利用してみましょう。農薬検索システムはインターネットに公開して、パソコンやスマートフォンのブラウザからアクセスできます。ここでは、公開の手順とブラウザからのアクセスの方法を説明します。

Google Apps Scriptのメニューから「公開>ウェブアプリケーションとして導入…」を選択します。

テンプレートコピー_9.公開

図14

以下のようなウィンドウが出てくると思います。ここで「新しいバージョンを保存」というボタンを押します。

テンプレートコピー_10.公開2

図15

・そうすると「プロジェクトバージョン」が「1」になりますので、そのまま「導入ボタン」を押してください。

テンプレートコピー_11.公開3

図16

・次のようなウィンドウが表示されて、公開されたURLが表示されますので、
 このURLをコピーしておいてブラウザからアクセスすれば使用できます。
 最後にOKボタン押せば公開は完了です。

テンプレートコピー_12.公開4

図17

※「現在のウェブアプリケーションのURL」をコピーし忘れた場合、もう一度メニューから「公開>ウェブアプリケーションの導入..」を選択すると表示されます。

Copyright(c) 2014 Natural Fun Factory All Rights Reserved.